
LEXUS LM新作エアロパーツカスタム。 LMに込めた、ADMIRATIONのデザイン思想と開発ストーリー
こんにちは。
本日は、ADMIRATIONが手がけた LEXUS LM用エアロパーツについて、
開発状況とLMに込めた想いをご紹介します。
開発背景とターゲット
LEXUS LMは、単なるラグジュアリーミニバンではなく、移動そのものを価値に変えるフラッグシップモデルです。
高い静粛性、上質な乗り心地、そして完成度の高いエクステリアデザイン。そのすべてが高次元で成立しているからこそ、エアロパーツの開発には慎重さと明確な思想が求められました。
ADMIRATIONがこのLMに向き合うにあたり最も重視したのは、「変えすぎないこと」。
既存の造形を否定するのではなく、LMが本来持つ伸びやかなボディラインや品格を尊重しながら、わずかな差異で確かな存在感を生み出すことを目標としました。

デザイン面では、視覚的な迫力よりも“佇まい”を重視。
フロント・サイド・リアそれぞれのパーツが独立して主張するのではなく、車両全体として一体感が生まれるよう、ラインの流れやボリュームバランスを徹底的に検証しています。
このエアロパーツは、派手さを求めるためのものではありません。
日常の移動をより上質に、そしてLEXUS LMというクルマの完成度を、さらに一段引き上げるためのプロダクトです。
ADMIRATIONが掲げる「先進美と変わることのない価値観」を、LMという最高峰の一台で具現化した結果と言えるでしょう。

ターゲットとするのは、日常の移動を上質な時間へと変えたいオーナー層、走りの質にも妥協しないアクティブなライフスタイルを持つユーザー、
そして洗練されたカスタマイズを求める方々です。
ADMIRATIONは、LEXUS LMの本質的な価値を尊重しながら、先進性と普遍性を兼ね備えた「静かなる主張」で新たな基準を提示します。
デザイン哲学とエアロの要点
ADMIRATIONのデザイン哲学は、先進美と、時代を超えて変わらない価値観を併せ持つスタイリングにあります。
流行や過度な装飾に頼るのではなく、車両本来が持つ美しさを見極め、それを引き立てること。
それが、アドミレイションが一貫して大切にしてきた考え方です。
LEXUS LMは、完成度が極めて高い車両です。
だからこそエアロパーツ開発においては、「目立たせるための造形」ではなく、
違和感なく溶け込み、気づいたときに確かな存在感感じられる”静かなる主張”を目標としました。
3D CADデータ(設計データ)モデルと完成イメージCGの紹介

まずは完成イメージCGとなります。
LEXUS LM用エアロパーツの開発は、いきなり3D CAD設計から始まるのではありません。
まず最初に行うのは、完成形を視覚的に描き出すハンドスケッチ、それからイラストCGの制作です。
このイラストCGでは、車両全体の佇まいやプロポーション、エアロ装着時の印象を重視しながら、「主張しすぎていないか」「LMらしさを損なっていないか」を徹底的に検証します。
ADMIRATIONが大切にする“先進美と普遍性”を、この段階で明確にします。
方向性が固まったイラストCGをベースに、次の工程として3D CADによる設計データ(3Dモデル)を作成。
イメージを単なる絵で終わらせることなく、実際に製品化できる形状へと落とし込んでいきます。
3Dデータ化の過程では、ボディラインとの整合性、各部クリアランス、装着性、地上高などを細かく確認。
デザイン性と機能性の両立を図りながら、完成度を高めていきます。
完成イメージを共有したうえで設計を進めることで、量産前から“狙い通りの完成形”を作り上げることを可能にしています。
スケールモデルとデジタルモデルを並行して検証することで、実車での美観と機能性を両立させる案を絞り込みました。

製品ラインナップと適用モデル
3DデーターをイメージCG化にした画像にてご紹介させていただきます。
実際の完成商品とはデザインが異なりますのでご了承下さい。


・フロントアンダースポイラー
純正バンパーの流れを崩さず、ボトム部に上品なボリュームを与えたデザイン。
緩やかな面構成と陰影をコントロールする形状により、LMが持つプレミアムで洗練されたラグジュアリー感を一層強調します。
主張しすぎない“静かな存在感”が、純正とは一線を画す上質なフロントフェイスを演出。
センター部の両脇から立ち上がりを見せるキャラクターデザインが、アドミレイションとしてのアイデンティティを宿しています。
純正ラインとの整合性を最優先し、過度な張り出しを避けた上品なボリューム感を実現。
洗練されたアーバンスタイルをまとった佇まいを演出します。
・サイドスポイラー
伸びやかなLMのサイドシルに合わせて設計した、フラットかつ美しい面構成のサイドステップ。
フロントからリヤへ繋がる車体のボディーラインを乱さず、横方向に自然な広がりと安定感を与えるデザインが特徴です。
ほどよい厚みにより、優雅なロングボディが落ち着いた佇まいへと引き締まります。
純正造形と一体感の高いフラットデザインが、ボディ全体の上質感を一層際立て、陰影による立体感を抑制しつつ繊細さを演出します。
・リヤアンダースポイラー
リアバンパー下部に控えめなアクセントを加え、品格を損なわずに存在感をプラス。
タテ方向の面表情を丁寧に分割し、LM特有の大柄なリアビューに上質な“締まり”を与えます。
サイド部分はフロントデザインを継承した一体感を生む設計で、車体全体の美観を統一します。
純正ディティールを活かしつつ、エレガントかつ洗練された印象に。
シンプルながら立体的な陰影を演出し、ボトム部の引き締め効果で安定したリアビューを実現。
センター部にはディフューザーデザインを採用し、静謐さと力強さの両立を図ります。
純正ラインとの整合性を最優先に、存在感を際立たせます。
・フードトップスポイラー
純正ボンネットの先端部に装着するフードトップスポイラーは、ボンネットを長く見せることで車体全体のプロポーションを際立たせ、
スタイリッシュな雰囲気を演出します。
ボンネットラインから滑らかな連続性を保ちつつ、上質な陰影で立体感を強調。過度な張り出しを避け、LMの品格さと高級感を損なわなず
精悍さを高めます。
・リヤゲートウイング
ゲートウイングは、LMのリアデザインに自然と溶け込み、上質な存在感を後方へと延長するアイコニックなアクセントになります。
ボリューム感は主張しすぎず、視覚的にもリアビューのアクセントとしてローフォルム感と存在感を両立。すっきりとした印象を保ちつつ、上質感を後押しし、シンプルながら立体的な陰影が、後ろ姿に深みと締まりを生み出します。
・リヤルーフウイング
純正センター部の凹み部分に被せて左右と中央部の高低差を無くしディテールをアップさせ、後方へと延長するルーフウイング。
伸びやかな印象と躍動感あふれる存在感を演出します。尻下がりとなるリヤフォルムに伸びやかなスタイリッシュな造形美を与えます。
ボリューム感は主張しすぎず、後姿のアクセントとして洗練と安定感を両立します。
エアロパーツの適用モデルはLEXUS LM全グレードに対応予定。
・アミスタットホイール
現在進行中のデザイン画像紹介
それでは初公開となります現在進行中のLMの画像になります。最終調整段階として、マスターモデルの完成へと近づております。



関連時事はこちら≫KUHL【東京オートサロン2026出展車情報⑤】
発売時期と入手方法
2026年オートサロンにて発表、先行受注予約を開始いたします。
量産体制へ移行次第、順次販売開始を予定しています。
3月頃の発売を目途とし、正式な発売日の情報は公式サイトと販売パートナーのニュースリリースにて追ってお知らせします。
そして【ADMIRATION LM】は、新車・中古車コンプリートカーとして、KUHL全店舗にてお得に購入して頂く事が可能です。
ご予約・パーツのみでのお取り扱い、取付けにつきましてもご対応させていただいておりますのでどうぞよろしくお願い致します。。
オートサロン出展案内
中ホール真ん中に、「KUHLJAPAN&ADMIRATION」としてブースを設営いたします。
レクサスLMは2026オートサロンにて初披露させていただきます。「LEXUS LM」カスタムコンプリート」。
さらに人気の40系アルファード・ヴェルファイアも揃えた、3台の展示です。
さらに開催期間中は、会場+全国KUHL全店舗で「大商談会」を同時開催しております。
本モデルを皮切りに、アドミレイションはLEXUS車を中心としたプレミアムラインの拡充を本格化させていきます。
車両本来の美しさとブランド価値を尊重しながら、デザイン・機能・品質のすべてにおいて高次元で応えるプロダクトを展開し、次世代のプレミアムなカスタムを提案していくことを目指しています。
次回は完成したLMのご紹介になりますので是非アドミレイションのLMにご期待下さい。
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